在宅サービスの充実
1987年9月2、12日の両日、「高齢化社会をよくする女性の会」と埼玉県が共催して、第6回女性による老人問題シンポジュームが埼玉会館で開かれました。
わたしはこれに行きました。
このシンポジュームで「女性の会」が同年の7月から8月にかけて全国82自治体(市町)から回答をえた「老人福祉施策に関するアンケート調査」の結果が紹介されました。
この調査では、給食サービス、入浴サービス、家庭奉仕員派遣、訪問看護の4種類のいわゆる在宅福祉サービスの実施状況を調べています。
かなりの地域差がみられましたが、全体としては、4つとも実施しているところは4割にも達していませんでした。
給食や入浴サービスは月1、2回が多く、ホーム・ヘルパーは実施率は高いですが、人手が足りず、訪問看護は過半で実施しているもののはじまったばかりであるといった実態が報告されました。
自治体の大半が「老人」をかかえる世帯の実態は把握していないことも分かったのです。
シンポジュームでコーディネーターをされていたある人は、
「在宅福祉なんてよくいうよ、入浴1回、給食1回」
・・・と総括し、会場をわかせました。